施設や病院で求められる身元保証

身元保証人は本人の連帯保証人的立場になりますので、身元保証をスタートするにあたり身元保証人が本人の財産をお預かりするケースが多いです。当社もご本人の身元保証人を引き受ける際に、施設入居開始後の小口現金や、ご本人死亡後の死後事務に要する費用の預託などを受けて、財産管理を行っています。...

成年後見人の役割の一つである財産管理について、具体的にどのようなことをするか簡単にご説明いたします。よくある財産管理の例としては、成年後見人は成年被後見人の預貯金を管理します。この預貯金にて、生活にかかる家賃・公共料金・各種支払い・給与や年金の受け取り、税金の支払いなどを行います。...

成年後見と身元保証の関係について 人が日常生活を送る上で、日用品の購入や光熱費・家賃の支払いなどをすることは、避けて通れません。つまり、日常的に契約を交わす事はかなり多くなります。 それらの事が問題なく行えればよいですが、例えば、認知症になってお金の価値がわからなくなってしまった、ごく簡単な内容の事柄が理解できなくな...

身元保証と連帯保証は近い概念ではありますが、役割に違いがあります。連帯保証は契約により、本人の契約上の一切の義務に責任を持ちますが、身元保証に関しては、本人の契約上の一切の義務に責任をもつほか、事実上の行為にも責任がつきまといます。例えば、病院や施設から緊急の呼びだしを受けた際に、それに応える義務もあると言えます。...

保証人・連帯保証人・身元引受人・財産管理等委任契約・墓地使用権・お布施・お斎・改装・戒名（法名、法号）・遺品整理とは？身元保証や葬儀関連の用語集...

高齢者が身元保証をお願いしている団体に、身元保証をしてもらえるという信頼をおいて寄付をしていたところ、その団体が解散し身元保証の契約も消えてしまった。団体が経営不振に陥っている状況にも関わらず、高額な身元保証料を支払った後に破産、預託していた将来の葬儀費用も戻ってこない、このような事件が起き社会問題にもなりました。...

病院に入院する際や施設に入居するときなどに「保証人」が求められます。施設によっては、「身元引受人」や「身元保証人」などと記載しているところもあります。入院の申込書や施設入居時の重要事項契約書などには、令和2年4月1日より支払いに関する極度額の提示をしていますが、個別具体的な保証内容がはっきりしないこともあります。...

最近では「終活」という言葉もよく聞きますが、その中にもご自分の葬儀をどのようにするかといった事を決めておく方も増えてきました。ただ、こうした葬儀をしてほしいと希望しても、それをかなえてくれる身寄りがいなければなりません。葬儀をお願いできる人がいる場合はいいのですが、そもそも身寄りがいない方については心配があります。...

施設に入所しているということは、何等かの疾患や身体的な影響があり、ご自宅で生活することが困難になったという状態になっている方が多いかと思います。そういった方が、日常的に銀行に行ってご自分の預貯金を下ろしたりすることは難しいかと予測されます。また、施設の場所によっては銀行まで行くのが困難であるという状況もあります。...

身元保証人は、本人の死亡後に本人の相続人へ財産の引継ぎ事務などを行うこともあります。また、身元保証人が本人の遺言執行者を兼務して、身元保証人が手続きを行うこともあります。以下、相続手続きの流れを身元保証人も頭に入れておくとよいでしょう。...