身元保証人が行う生活支援
身寄りがいなく、また頼りにできる知り合いもいないと、急を要する施設入所や病院入院時に、ちょっとしたことでも困ることがあります。「家に届く郵便物を取りにもいけない。各種支払いの郵便物も見れない」など、諸々の準備をする暇もなく入所・入院が決まった際にこのような問題が起きますね。
施設入所や病院入院の際に、身元保証人にこのような生活支援も頼めると安心です。また、その後の穏やかな生活を送ることにもつながります。
そういったご要望にお応えするために、当社で身元保証契約をさせていただいた方向けに、生活支援支援サービスもお受けしています。それでは具体的に当社が身元保証人になった場合にどのような「生活支援」を行うことができるか、ご説明したいと思います。
身元保証人による郵便物の管理
本人に送付される郵便物の管理は非常に重要です。各種支払い通知物や役所からの重要な通知もしっかりと確認する必要があります。身元保証人は、本人の承諾を得て、郵便物を開封し、内容物を確認の上、各種支払い代行、役所への届出代行なども仕事にすることがあります。当社でもそのような事務代行をお受けしております。
身元保証人による不動産の管理
本人が施設や病院に入所・入院後にも、本人の自宅がそのままにされることもあります。また、本人がアパート経営などをしており、不動産収入の管理、不動産に関する各種支払いも必要になることがあります。
この場合に、身元保証人に不動産の管理全般をお願いすると便利です。場合によっては、身元保証人が不動産の売買事務をお手伝いし、不動産会社とのやり取りを代行したりして本人を支援することもあります。
身元保証人よる支払事務代行
身元保証人がご本人の銀行預金や身元保証人が管理する銀行預金から少額のお金を引き出し、定期的に施設や病院に駆けつけ、施設側・病院側に小口現金を預託して、施設側・病院側が行う支払い事務をお手伝いしたり（出納簿をチェック含む）、支払い事務そのものを身元保証人が行うということもあります。
そのような事務手続きも身寄りがなく、お体の不自由な方には大変便利かと思います。当社でも当社と身元保証契約を締結した方向けに各種支払い事務代行業務も行っております。
身元保証人による緊急時入院駆けつけ、入院時の身元保証引き受け
施設入所中の方が、体調を悪くして、緊急的に病院に入院したり手術が必要になることがあります。この場合でも、当社においてはもともとの身元保証契約とは別に、緊急時の病院駆けつけ、入院時の身元保証引き受けなども行っております。
身元保証人は、施設での身元保証のみならず、こういった場合の緊急的な対応も求められる立場にあり、しっかりと対応することが必要になります。入院の際に施設より必要な物資を届けること、入院の際の入院契約書締結、手術同意書への同意も身元保証人の仕事と言えます。
